デジタルパーマで失敗!?髪質、ダメージ別で徹底解説!切る前にお伝えしたい失敗例と原因
2021/12/25
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2021/12/25
「朝のお手入れが楽になる!」
「コテで巻かなくても動きがあるかわいい髪型になれる♪」
「伸ばしているから切りたくない、でもイメチェンがどうしてもしたい!!」
そんなワガママを叶えてくれるデジタルパーマだけれど、
思い通りのカールじゃなかった。。。
思ったよりダメージをしてしまった。。。
など、失敗例も数多くあります。
癖の強い方やパーマがかかりにくい方の髪でもしっかり形状記憶させることができるのですが、髪を巻くためのロッドで直接熱を加えるため、髪の状態を正確に把握したり薬剤の選定がシビアになります。
ですから、経験の少ない美容師さんだと失敗してしまう可能性が出てきてしまうというわけです。
そこで今回はデジタルパーマをかけて失敗する原因と、その対処法についてお伝えします!
・パーマが強すぎた
・パーマがかからなかった
・チリチリになってしまった
以上がデジタルパーマの三大失敗例ではないでしょうか?(イメージと違うというのはデザインの問題でスタイリストさんの感性の部分になるので割愛させて頂きます。)
今あげた3つの失敗例の原因はずばり!
"髪質に合わせたロッドや薬剤の選定が出来ていないこと"
これはお客様に原因があるのではなく、担当した美容師の腕にかかっているのである意味ではどうしようもない部分ではあります。
そもそもなぜ失敗してしまうのか?
失敗を防ぐために、押さえておくべき予防策をお伝えします。
よく口コミや知恵袋の相談にのっているような失敗例ですが、
「パーマがかかりすぎてしまった、ボリュームが出すぎてしまった、乾かすとパサパサ」になってしまう失敗は、【元々クセ毛の方や、クセがあり縮毛矯正やストレートパーマをかけている方】に多く見られます。
元々クセのある方やストレートパーマをかけている方がデジタルパーマをする場合、とてもかかりやすいことが多く、それを知らずに細かいロッドで巻いてしまうとグリグリになってしまいます。
クセが元々ある方はスタイリストが気づける場合が多いのですが、ストレートパーマや縮毛矯正をかけている場合は事前に申告しておくと失敗しづらくなります。失敗を防ぐためには、必ず事前に申告しましょう。
また、デザインやクセの強さによりますがパーマのかける位置をしたのほう(ワンカールや顎ラインより下)にすると広がりづらくなりますよ!
髪の毛の長さでもパーマの雰囲気は変わります。広がりが気になる方はロングやセミロングでパーマをかけるのがオススメです。
ボブやミディアムでパーマをかけると横に広がってみえるデザインになるので、全体にかけてしまうとボリュームが出すぎてしまう事があります。ボブやミディアムの場合ワンカールがオススメです。
こちらもよく相談を受けたり、口コミや知恵袋にかいてある内容です。
この場合は【カラーやパーマをした事がない方、直毛の方、軟毛の方】が多いです。
パーマやカラーを今までかけたことのない人の場合は、強い薬剤でかけてもらうか最悪2回かけてもらえばかかります。
元々直毛の方はパーマが非常にかかりづらく、さらにに軟毛の方はコシがないためパーマがかかっても乾かしている間にゆるくなってしまうケースが多いです。
元々直毛の方は非常に難しいです。というのも強い薬剤を使い細かいロッドで巻けばかかるケースがありますが経験が必要です。
また強い薬剤を使用するため、髪の毛にダメージがあると難しいでしょう。。。
どうしてもかけたいのであれば短めのレングス(ボブやミディアム)がオススメです!ボブやミディアムは少しでもボリュームを出せば横のシルエットになるためふんわりしやすいのです!
セミロング、ロングでかける場合は段をいれなる等なるべく短くしてあげるとかかりやすくやります!
また、毛量調整をしっかりとする事によりかかりやすくなりますよ。担当のスタイリストさんに希望を伝えながら調節してもらいましょう。
上記の場合は髪質やレングスではありません。単純にオーバーダメージです。
上記にも記しましたが薬剤の強さを見誤った、薬剤の放置時間を長くしてしまった、温度が高すぎた、熱を長くあてすぎたなどが原因になります。
カウンセリングをしっかりし今迄の履歴を把握しきちんと髪の毛のダメージを把握していればこのようなことは起き得ません。
スタイリスト側がしっかりと把握するのは当然ですが、なるべく同じ美容室に通い履歴を管理し、キャパオーバーがないようなお店であれば起きる事ではありません。(時間になっても薬剤が流せずオーバーダメージになる場合があるため)
片方のパーマだけとれてしまった、、、一部分だけかかっていない、、、逆に片方のパーマだけが強い、、、などのお悩みも良く聞きます!
その原因は髪の毛の毛流れに原因があります!左の髪はおさまるのに右の髪の毛がはねてしまう、、、そんな悩みのある方がパーマをかけるとこの様な失敗が多くなります。
また毛量や髪の長さでもパーマのかかり方は変わります。パーマをする前にキチンと毛量や長さをそろえること、カットラインにあわせたパーマの巻き方を理解していないとまとまらず逆にセットが大変になってしまう事があります。
デジタルパーマをかけてみて毛先に違和感が、、、よーく見ると毛先が折れている事があります。その原因はパーマの巻き込み方です。
ロッドを巻く時にペーパーという紙に髪の毛を巻き込んで巻きます。その時にきっちりと毛先がペーパーに収まっているかを確認し巻き込むのですがペーパーに収まっていない場合に起きる現象です。
勿論ハイダメージ毛にデジタルパーマをかけると折れる確率は上がりますがそれ以前に担当者の技術力が原因で折れてしまう事があります、、、
斜め前髪でゆるく自然に流れる前髪にしたい!と思い前髪にパーマをかける方が増えています!しかしいくらドライをしてもきれいに流れない事があります。
その原因をまとめてみました。
せっかくかけたのにこれかかってる?という時の状態です、、、パーマが自然に強くなることはないのでかけなおしをしてもらいましょう!かけたその日はかかっていたけど日に日に落ちてしまう場合もこのケースです。
強すぎてしまいサイドバングの髪の毛まで流れてしまっています。
この場合ドライヤーで伸ばすように乾かしても時間が経つとうねってしまいます。かけて一週間経つと馴染む場合もありますが馴染まない場合は相談しましょう。
生えグセが強い場合パーマをかけるとこの様にわれてしまうことがあります。かけ方やカットで回避できる場合がありますが乾かし方が非常に重要になるケースです。
根元からクセが出てしまい毛先のパーマと混ざってしまいまとまっていない状態です。雨や汗でこの様な現象になる場合が多いです。
生えグセがあり浮いてしまう方に多いです。かけ方によってこの様にボリュームが出過ぎてしまうこともあります。
前髪のパーマはとても楽になる反面失敗をすると日々のスタイリングがうまくいかずとてもストレスになります。
失敗されてしまった時の対処法も記載しておいたのでご確認ください。
「あぁ、自分はこのパターンかも」「これは避けた方が良いんだな」まずは最低限のことを知っておくことで失敗する可能性を下げましょう。
もし失敗したら…?
失敗してしまった場合の対処法をお伝えします!
この場合は髪の毛のダメージが少ないようであれば担当のスタイリストに相談してください。かけ直しをお願いしましょう!
方法としては大きめのロッドを使用してもらう事です。
デジタルパーマの薬はストレートパーマの薬と似ていて、ストレートパーマや縮毛矯正と同じ薬をデジタルパーマに使用しているお店もあります。
なので薬をつければカールはゆるくなります。(ほんのちょっと強い場合であればストレートパーマの薬をつけてすぐ流す方法でも良いと思います。)
稀にパーマをかけた事により根元のクセが目立ち四角く見えてしまうというケースがあります!その場合は根元のストレートパーマや縮毛矯正を改めておこなうという事もオススメです。
上記のケースは比較的簡単に解決できると思います。
この場合もかけ直しになります!(こちらのケースの方がかけ直しをする場合が多いです)
方法としてはカットで短くしてからかける、量感を減らし動きが出やすいようにしてからかける、ロッドを細かめにしてもらう等です!軟毛の方はかける範囲を広げてかける事もオススメですよ!
ダメージに注意してかけ直しの相談をしてみて下さい。
この場合が一番難しいです。一度ダメージをしてしまうとどうしても治りません。
痛まないパーマはありません。(前に説明した通りかけ方でダメージを抑える方法はあります)こうなる前にしっかりと髪質、ダメージを共有する事がとても大事になります。
なってしまった場合トリートメントでケアをしてもらい更に美容室で売っているホームケアでしっかりとケアをする事がオススメです。(ノンシリコンは引っかかってしまう場合が多い為シリコン入りのものがオススメです。)
カットをすることも1つの方法です。
どうしてもカットはしたくないけどキレイな状態に見せたい場合はオイルをつけコテやストレートパーマを使用する事でキレイな状態に見せる事ができます。(ダメージは悪化してしまいますがキレイに見せる事は出来ます)そしてキレイな髪の毛が希望の長さに伸びたらカットしてしまいましょう。
左右のカール感が違う場合の対処法はゆるい方をかけ直す、もしくは強いカールを弱めのストレートの薬剤でゆるくする方法があります。
しかし毛流れを理解した巻き方をしないといくらかけ直しをしてもキレイなカールが出ないことがあります。その場合は担当者のスキルにもよるので担当者や美容室を変えてみるのも一つの方法だと思います。
また原因がカットにある場合(左右の毛量、長さ)も同様です。毛量が少ない箇所と多い箇所でかかり方が違います。勿論長さもロッドの回転数でかかり方に影響があります。
カットで左右の毛量や長さの調整がしっかりできていないのにデジタルパーマをかけても同じような質感にはなりません。
自分の髪の毛を触ってみて長さや毛量が違う場合や触ってもわからないけど不安な場合は担当者や美容室を変えてみるのも一つの手段です。
ゆるやかに折れている場合はストレートの薬で戻す事が出来ます。しかし直角にまがり曲がっているところに白い点がある場合は切るしかありません。(既に切れている場合が多い)
カットラインに影響がでる場合もあるのでもう一度カットしてもらったほうがまとまりやすくなります。
かけ直してもらいましょう。前髪はかける長さが短い分他の髪の毛よりかかりづらいです。細めのロッドで巻き込んでもらうとうまくいくと思います。前髪だけかけなおしにいく場合熱を当てる時間を短縮し(前髪のみの場合早く乾くため)結局かからない場合もあるので担当者さんと話し合いましょう。
サイドバングのみ強いのであればサイドバングのみをゆるくすれば解決します。横に流したい方は元々クセが強い方は根元のみストレートでクセを伸ばすことをお勧めします。
ドライで根元のクセを矯正するしかありません。美容師さんに乾かし方を教えてもらいましょう。根元を立ち上げる様に乾かすことがオススメです!カットライン、毛量調整も繊細にしてもらいましょう。
デジタルパーマをするとさらにまとまらなくなってしまう可能性があるのでストレートがおススメです。クセの種類にもよりますがサイドバングのみをストレートするだけで解決できる場合もあります。
デジタルパーマの薬を根元付近までつけたり、ロッドの巻き込む方向が毛流れをみてかけられていない事が原因です。生えグセが浮きやすいケースもありますが巻き方で解決できることが多いです。このケースは美容師さん側の責任になるのでやり直しをしても直らない場合は他の美容師さんにお願いするか他の美容室でかけ直してもらうほうが良いと思います。
元々の髪質やダメージによってもデジタルパーマの難易度は変わります。美容師さんによってはデジタルパーマが得意な美容師さん、苦手な美容師さんがいます。
失敗を防ぐためには信頼できる美容師さんにお願いすることが一番です。
何度かよってもうまくいかない場合上記に記載したようにハイダメージでさらに扱いづらくなってしまうこともあります。
セカンドオピニオンとして他の美容師さんを頼るのも考えてみてはいかがでしょうか?
以上デジタルパーマで上手くいかなった場合の対処法をお伝えしました!
こんにちは(*^^*)ホリアイです♪カットと縮毛矯正とデジパが得意です!カウンセリングや、提案の際にはお客様の髪の毛や雰囲気の良い所を最大限に引き出すことを1番に考えています!ずっと付き合っていく髪の毛だからこそ、良い所を沢山見つけましょう♪
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